訪問日:2021年4月1日
- 国:ドイツ
- 街:デュッセルドルフ
- レストラン名:TAKUMI Spicy Tantan
- 業態:ラーメン専門店
- 席数:ロックダウン中に付き不明
- スタッフ人数:5人前後※キッチンは不明(訪問日)
レストラン紹介
2021年4月1日新しくオープンした
欧州一のラーメンチェーン「匠」の新業態、担々麺専門店だ。
ここ最近、欧州では、担々麺の人気が非常に高い。ほとんどのお店で担々麺が提供されており、認知度もかなり高くなったメニューの一つだと言える。
もちろん匠グループ各店でも提供されていたが、今回は専門店としてオープンした。
場所は、Dusseldorfの日本人街の象徴Immermannstrの中心地。
夏場には大きなテラス席が有名な物件だ。
この物件はある意味のインマーマンの象徴的な物件でもあり、そこを匠グループが使うとなるといよいよTakumistrasseといっても過言ではない。※過言です。
メニュー紹介
メニューは、鶏ベースの出汁とベジタリアン用のベジスープの2種類から選択することができる。
最近の欧州のトレンドは、鶏出汁だ。様々な背景を持った人たちが沢山生活をする地域なので、宗教上の理由で豚を食べる事ができない人も多い。
鶏出汁6種、ベジ用 6種。オープン最初から結構なバリエーションだ。
今回のラーメン
今回注文したメニュー:味玉ベジ白坦々麺
ロックダウン中に付き持ち帰りで事務所で食べた。
麺
2種類から選択することができるが、ベジスープのデフォルトは、乱切りの全粒麺だ。
乱切りとは、麺の太さを変えることで麺の食感が口の中で異なり存在感のある食感になる。
全粒麺とは、小麦のふすまと呼ばれる皮脂部分まで製粉した全粒粉を使用した麺のこと。小麦の栄養価が最も高い部分まで一緒に製粉されており、低GI食品と言われている。
スープ
ベジスープはベジポタと表現されており、濃厚な白いスープだった。
様々な野菜やきのこ類で丁寧に炊いた出汁との事で、ベジにありがちな物足りなさは感じなかった。
トッピング
トッピングは、素揚げした野菜達がのっており、特にれんこんが美味しかった。
れんこんは中々欧州で食べることのできない食材の一つだが、ベジラーメンで食べる事ができるのはとても嬉しい。
さらに、今ドイツでははやりのベジミートがのっていた。
食感は肉っぽく、言われなければ、肉として違和感なく食べていただろう。。。
しかし、新しいお店だけあって、最先端なトッピングがなんとも新鮮で嬉しい。
サイドメニュー
サイドメニューは今回、匠ロールを頼んでみた。
韓国のキンパのようなイメージ。
中にチーズが巻いてあり、キムチ味?のご飯が巻いてあった。
とにかく添えてあるキムチが辛くて美味しかった。
まとめ
今まで食べたベジ坦々麺の中ではトップクラスの美味しさだった。
何より、スープに物足りなさが無いのと、 あまり今まで見たことのないトッピング、乱切りの麺と他では真似できないクオリティに仕上がっていたと感じた。
ラーメンの仕込みは回数を重ねるたび、寸胴を使うたびに味が馴染んでいくものなので、今後ますます美味しくなっていくと思う。
是非、インマーマン通りにお立ち寄りの際には、チェックしてほしい。
個人的には、インマーマン近辺にある匠の店舗の中で一番伸びそうな予感のするお店だ。