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【EOS RP】EOSKissからのステップアップに選んだ理由

皆さん、どうもこんにちは!JIN(@alles_spass )です。

新しいカメラを買いたくて、ここ2年くらい最新機種から過去の名機まで調べに調べまくっていましたが、ついに購入しました。

この記事は、こんな人の参考になれば幸いです。

読んでもらいたい人
  1. EOS Kiss ユーザーでフルサイズを検討している方
  2. APS-Cセンサーのカメラを使っていてフルサイズを検討している方
  3. 新たにミラーレスカメラを購入したい

 

 

今回、僕が購入したカメラはこちらです。


 

一緒に購入したレンズはこちら


まず最初に、僕がEOS RPを購入した理由をお伝えしておきます。

フルサイズ×小型軽量×マルチアングル×タッチ操作

 

ではどういう事かご説明していきます。

 

僕は”EOS Kiss X4“という機種のカメラを使ってました。

2年程前から、カメラを使う機会が増え、カメラに興味を持ち始めて設定や機能など勉強しているうちに、カメラを調べるのが趣味になってました。

そんな感じでカメラへの興味関心が強くなり、新しいカメラを購入したいという意欲がわいてきました。

 

そんな僕がなぜこのEOS RPを選んだのか、その理由や使用感などをレビューします。

なぜ【EOS RP】を選んだのか

最初に僕のカメラに求める用途をまとめます。

僕のカメラの用途
  1. 愛犬の動画撮影
  2. 愛犬の写真撮影
  3. 出張時の観光地撮影
  4. レストランの店舗撮影
  5. 料理撮影

 

フルサイズカメラが必要な理由

以下の理由を全て解消する答えがフルサイズセンサーのカメラでした。

暗所での撮影をしたい

愛犬のお散歩

夜でも写真や動画を撮影したい!と思ってました。

今まで使っていたKissでは、暗い場所ではキレイに撮れませんでした。

お客さんのレストランでの料理撮影

ヨーロッパのレストランは間接照明でムーディーなお店が多いので、料理の写真を撮ろうとすると、携帯では不可。kissでもノイジーな写真になってしまいました。

こんな時に、フルサイズで明るいレンズがあれば…と前から思ってました。

広角撮影がしたい

ヨーロッパといえば、歴史的な建造物が有名です。

仕事柄色んな街に行く機会があるが、iPhoneではどうしても役不足でした。

また、大きな建造物を撮影するためには広角レンズが必要ですが

APS-Cの場合、フルサイズと比べて1.6倍も狭く映ってしまいます。

ここからでは全て映らない…。

なんてことが多々ありました。

背景ボケのきれいな写真・動画を取りたい

一眼カメラを使う1番の理由は「背景ボケの写真を撮りたい!」という欲求でした。

最近ではスマホのポートレートモードもありますが、どうしても不自然に感じて。。

また、スマホの動画撮影は、暗いところでは全然取れません。また、背景もボケません。

こういった不満が少しずつたまっていきました。

購入時に比較・検討していたカメラ

ここ2年間くらい調べに調べ様々なカメラを検討してきました。

具体的に、候補として考えていたカメラは以下の2機種です。

  1. SONY α7Ⅲ
  2. CANON 6D MarkⅡ

フルサイズは決めていたが、ミラーレスにするか、一眼レフにするかは決めていませんでした。

出張などで持ち運ぶにあたり、ボディ・レンズ共に軽い方が良いという希望がありました。

そんな中、なぜ候補として考えていたか説明していきます。

SONY α7Ⅲを検討候補にした理由

動画、写真共にとてもバランスの良いボディの為、スペックだけを考えた場合、間違いなくこの機種になっていたと思います。

愛犬を取るためには、連写性能も欲しかったし、前述したとおり、高感度にも強いカメラなので、申し分ありませんでした。

しかし、α7Ⅲにしなかったのは、以下の理由です。

  1. 操作しにくい(設定時のタッチスクリーンに対応していない)
  2. グリップ感が良くない
  3. マルチアングル液晶ではない。

操作性は慣れも必要だと思いますが、スマホになれている僕としては、ファンクションキーの細かい設定より、直感的な画面操作の方が向いているように感じました。

チルト液晶でハイアングル、ローアングルともに撮影可能ですが、マルチアングル液晶の方がどうしても僕には使いやすく感じました。これがないのが大きな理由です。

α7Ⅲのメリットはボディのスペックに限らず、レンズの豊富さ(サードパーティーも含)がとても魅力でした。また、フォトキナ2018で発表された動物への瞳AF。

これが本当に魅力的で最後の最後まで悩みました。

CANON 6DMarkⅡを検討候補にした理由

このカメラが候補として挙がっていたのは、以下の通りです。

  1. グリップ感の良さ
  2. タッチ画面による直感的な設定

キャノンのカメラを使っていたと言う事もあると思いますが、設定もタッチでできて、操作性もとても良かったです。

また、大きさもフルサイズ一眼レフでは最軽量に加え、かなり持ちやすいグリップが印象的でした。

しかし、どうしても我慢できない不満点もありました。

  1. 大きくて重い
  2. フォーカスエリアが小さい

動物を撮るのに、AFはとても重要だと思いますが、僕のような素人ではセンターによったフォーカスエリアでは絶対にうまくピントを合わせる事ができないと感じていました。

出典:価格.com

また、いくらフルサイズ一眼最小最軽量とは言え、やはり僕には重たかった。。

20万円ちかくかけて購入して重たいから持ち歩かないはさすがにしたくなかったので、様子見をしました。

なぜ【EOS RP】を選んだのか

そんな中、発売されたのが”EOS RP”

上記の検討材料のネックを解消していました。

  • 小型軽量
  • マルチアングル液晶
  • タッチ操作による直感的な操作
  • 高感度耐性

あとは実機に触れてみた感覚です。

握りやすさや各ボタンへのアクセスのしやすさなどが僕にはフィットしたので購入しました。

このサイズで、この重量。一緒に購入したRF35㎜ f1.8のレンズとの組み合わせは最高の機動力です。

また、このRPは、タッチ液晶でピント合わせや、設定の変更もできるので、マルチアングルモニター(バリアングル)との相性が抜群です。

色んなファンクションキーに割り当てもできますが、ローアングルやハイアングルではそういった操作も億劫に感じます。

フルサイズ×小型軽量×マルチアングル×タッチ操作

 

この方程式が僕の撮影環境では最強だとおもいます。


使ってみて良かった点

今までの”EOS Kiss X4”からの買い替えであれば正直どんなカメラでも良く感じると思います。

しかし、”EOS RP”を使い、一番良かったのは

フルサイズにして、今までのKissX4より軽くなったこと。

同時購入したRF35㎜ f1.8のレンズの写りの良さも最高です。

f1.8で撮るとピントが難しいですが、きれいな背景ボケが期待できます。


 

ちなみに、愛犬の写真を作例として載せておきますね!!

作例1

f1.8の背景ボケはほんとにきれいです。

グリップ感

グリップ感が気に入って購入したようなもんです。

僕の手のサイズは、一般成人男性並みだと思います。

ちなみに、これくらい。

手をひろげて、23CMほど。

指の長さも普通です。

これくらいの手のサイズの方は、グリップ感がとてもいいと思います。

ちなみに、小指は余るので、キャンペーンで”エクステンショングリップ”を申し込みました。


サイズ感

詳細なサイズは、カタログなどで既にお調べの通りだと思うので省きます。

使って感じるのは、かなりコンパクトで、小さなカバンに入れても容量を圧迫しないレベルです。

ほかの記事やレビューでも書かれていますが、ファインダーの出っ張りがないので、省スペースで持ち運びできます。

操作性

タッチスクリーンで、設定からフォーカス合わせまでできてしまうのが本当に楽です。

EOS R、EOS RPは、ボタン関係が少ない、ジョイスティックがないと不満を挙げている人もいますが、正直ピント合わせは、画面スクロールの方が楽だと感じているので、必要性を感じません。

かなり操作性は良いです!お勧めです!

使ってみて悪かった点

ネットに出ているいまいちな点

ネット上には、スペック発表と同時に様々ないまいちな点をレビューしている記事をよく見ます。

実際に、使ってレビューをしている人もいれば、スペック表だけをみてレビューしている人もいると思いますが、使って酷評している人は趣味の域を超えている人やプロレベルの人ではないかと思います。

正直趣味レベルでは十分すぎるほどのスペックだと思います。

ファインダーのドット数

まずはスペックを親分機のEOS Rと比べてみましょう

EOS R EOS RP
ドット数 0.39型 236万ドット
ファインダーサイズ 0.5型 369万ドット

 

ドット数が少なくなっているから、ファインダーが残念だという論調の記事をよく目にしますが、サイズも小さくなっている分、密度がドット数ほどスカスカになる事はありません。

実際には、ファインダーサイズが、Rに比べ78%になり、ドット数が、64%になっているので、Rの方がきれいなことには間違えないですが、RPでも十分すぎるほどキレイです。

連写速度

数字だけみれば、他社のフルサイズ機に比べると、Rも物足りない数字でしたが、RPは更に物足りなく感じます。

RPは、最高5コマ/秒なので、素早い動きものを撮る場合は向かないかもしれません。

しかし、ペット(小型犬)の写真を撮るくらいなら十分使えます。

なぜ、最大5コマ/秒でも使えるのかというと、CANONが誇るDual Cmos AFとの組み合わせが使えるからです。

秒間10コマ以上撮影可能なカメラでも、そのうちピントが何枚あっているかが重要になります。

EOS RPの場合、AFの追従性も高いので、ほぼピントの外しがありません。

こういった理由から、ペット(小型犬)レベルの撮影であれば十分だと考えています。

バッテリー容量

これは、軽量化を優先した分の犠牲ですね。。

夢中になっているとやはり電池がなくなります。僕ぼ場合、一日カメラを持ち歩いてパシャパシャ撮って動画も取って、カフェで再生して…て使ってたら、夕方ごろには、残り人メモリになっていました。

ちなみに、SONY製のように、〇〇%で電池残量が見れないのはちょっと不便です。

解決方法としては、予備バッテリーを持っておく。または、USB-Cで充電をするです。

ちなみに、USB-Cで充電中はカメラ本体の操作ができません。

動画性能

4K対応なものの、4K撮影時は画格がクロップされてしまうので、あまり実用性はないかもしれません。

僕の場合、4K動画を編集できるようなハイスペックなパソコンも持ってないので、FHDで十分です。

カードスロット1つ問題

このカメラを使用して仕事を使用とするなら不安かもしれませんが、趣味レベルでの撮影。

さらにいえば、今まで、SDカードのデータが飛んだ経験は1度もありません。

今のSDカードはかなり信頼度が増しているので問題ないかと思います。

念のため、サンディスクのSDカードを使用するようにしています。


使ってみて分かったいまいちな点

転送時、操作ができない

スマホとWIFIで接続ができ、ファイルサイズを圧縮して転送することができます。

この機能により、SNSのアップがかなり手軽にできます。

しかし、転送中は操作が一切できないません。

また、携帯側も操作はできないので、完了するまで待っておく必要があります。

ボケ具合がファインダーやライブビューでは確認できない

せっかくのミラーレス。ファインダー越しやライブビューで背景のボケ具合を確認したいのに、できません。

一度写真を撮って、写りを確認する必要があります。

このあたりは、アップデートでどうにか対応してほしいです。

せっかくのミラーレスなので、細かい事ですが、撮る前から、写真のできがわかるようにしてほしいです。

まとめ

冒頭にも書いた通り、価格以上の製品になっていると思います。

決して安い買いもではありませんが、KISSユーザーなら、今までのEFレンズなどもマウントアダプターを使う事で使用できるし、操作性もかなり良いです。

思い切って切り替えるには良いカメラだと思います。


 

長期使用レビューも書いてます。実際に使ってみてよかった点悪かった点を書いてます。

参考にしてみてください。

【EOS RP】長期使用レビュー~重量が軽いは正義~私が2019年にEOSRP(以下RP)を購入して9か月が経つ。 購入前にEOSR(以下R)とRPどちらにするか悩んでいたが、軽量な...

 

ABOUT ME
SEIJI
ドイツ在住。 とある製麺会社のドイツ法人で仕事をしている手前、いろんな国、いろんな地域にでかけます。その地のラーメンやグルメを食べるのが大好きです。カフェで朝食や休憩するのも仕事の一つ。 そういった内容をシェアしていきます。