みなさん、ヨーロッパにどんなイメージをお持ちでしょうか?
中世の雰囲気が残る綺麗な街並み。オシャレなファッション。美味しい料理。
様々なイメージがあると思います。
しかし、危険も常に隣り合わせです。スリの被害に合わないために、僕なりの対策をご紹介したいと思います。
- これからヨーロッパ旅行に行く人
- プランを立てている人
- 出張の予定がある人
こんな人達に参考にしてもらえたら嬉しいです。
スリの特徴
では早速、対策をする前に、簡単な基本知識から。
スリをする人達は単独では実行しません。グループで行います。
これ結構重要です!
最近では10代くらいの子供のグループが多いイメージです。
このようにスリ集団は地下鉄や、バス、観光地など、人混みの多いところによくいます。
どんな手口を使ってくるのか。実際に僕が見たり、経験した手口をご紹介します。
※ものを盗まれたことはないのですが、未遂の経験はあるんです。。
【手口の例】
- 券売機でチケットの買い方を教えてくれる隙に別のメンバーが取る。
- 混んでいる電車やバスの入口でここ開いてるよ!って感じで親切に開けてくれて押し込んでいる隙に取る。
- 道を訪ねてくる隙を狙って取る。
- 交差点待ちなどで急に囲われて、いちゃもん付けられてる隙に取る
- 歩いていたら後ろからカバンを開けて手を入れてくる
僕が実際に体験したり、見ただけでもこれくらいあります。
聞いた話では、カバンを切られて取られるなんて恐ろしい話も聞いたことがあります。。。
気をつけましょう!!
※スリ集団は、家族ぐるみで親は物乞い、子供はスリをするなんて話も聞いたことがあります。
スリに合いやすい格好・人物像
次に、どんな人がスリのターゲットにされやすいのでしょうか。
- 日本人
- 財布(特に長財布)をポケットに入れて持ち運ぶ人
- 封のできないカバンをもっている人
- ガイドブックをもって街を歩く人
- カメラを持ち歩いている人
【日本人】
残念ながら、日本人はどこの国でも狙われます。アジア人は基本的に狙われやすいようですが、中でも日本人は警戒心がないと思われているのかよく狙われます。安全な国という印象があるんでしょうかね。
観光客だけでなく、出張などで、スーツを着ている日本人はほんとに狙われやすいので気を付けてください!
【財布をポケットに入れて持ち運ぶ人】
皆さんイメージできると思いますが、日本人の男性は後ろのポケットに入れて持ち運ぶ人多いですよね??スリ集団にとっては格好の餌食なので、気を付けてください!
【封のできないカバンを持っている人】
トートバックなどでも上にチャックのないタイプのカバンを持ち歩く人も多いと思いますが、気づかれないうちに中身を取られます。絶対にやめましょう
【ガイドブックを持っている人】
旅行の本を持ちながら歩いているとThe 観光客と分かってしまうので、ターゲットにされやすいです。行きたいところを携帯で写真を撮り、必要なページだけ印刷したり、極力本を持ち歩かないようにしています。
【カメラを持っている人】
理由はガイドブックと同じです。観光客感丸出しなのでターゲットにされやすいです。
スリをされない為の対策
これは、僕なりの対策方法です。これをしたからスリに合わないというわけではなく、確率を下げる為の手段です。
スリをしそうな人を探しながら歩く
あの人たち怪しいそう!というスリをしそうな人達を逆に探してみるのです!
観光中はなかなか難しいかもしれませんが、移動中は是非探してみてください。
そうすることで周囲を気にするようになり、隙をなくすこともできると思います!
待ち時間の立ち位置
電車やバス、観光地の列などで待っているとき、極力壁に背をつけて立つようにする。
背後に人が入れないようにする。電車やバスの中では、リュックなど荷物は前に抱えて持つ。
こういった細かい事ですが、あいつ警戒しているな!と思わせることがコツだと僕は考えてます!
スリをされてもリスクを最小限に抑える工夫をする
盗まれたら困るもの(パスポート、クレジットカード、現金、など金目のもの)は、
分散して持ち歩き、被害を最小限に抑える。
これに尽きると思います。
一番危険なのは、大きなお財布で一括管理です。
これは運用はとても楽ですが、狙われやすいし、取られたときのリスクもデカいです。パスポート、クレジットカード現金全てが無くなると、その先の旅程が全て台無しになります。
意外と携帯電話も盗みの対象になりますので、気を付けてください。
まとめ
- スリは集団でやってくる
- 親切そうにしてくる人ほど、怪しい
- 観光客感を極力出さない
- 背後を開けない。
スリ集団は匠にモノを盗んできます。どんなに気を付けていても取られるときは取られます。盗まれたときの被害を最小限にするため、分散して管理をしましょう。
せっかくの旅行、スリなんかで台無しにならないように、気を付けながら、最高の思い出を作ってください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう