EOS Rシリーズを購入する際にまず最初に検討候補に上がるレンズ以下の2つではないだろうか
- RF35mm f1.8 IS STM
- RF50mm f1.8 STM
どちらも軽くて手頃ろに購入できる単焦点レンズで明るさも同じだからだ。
フルサイズを購入するメリットとしては以下のような点が挙げられると思うが、どちらもそれらのメリットを充分に活かせるレンズだからだ。
- 高画質な写真を撮りたい
- 暗いところでも明るく写真を撮りたい
- 画角を広く写真を撮りたい
どちらのレンズを選んでも外れはないが、自分の撮影スタイルをイメージして購入を検討することをオススメします。
それではさっそく2つのレンズを比較していきたい。
目次
レンズの比較
RF35mm f1.8Macro IS STM | RF50mm f1.8STM | |
最大経×長さ | 74.4×62.8mm | 69.2×40.5mm |
重量 | 305g | 160g |
絞り枚数 | 9枚(円形絞り) | 7枚 |
最小絞り | 22 | 22 |
IS | ○ | × |
STM | ○ | ○ |
MACRO | ○(ハーフ) | × |
コントロールリング | ○ | ○(フォーカスリング共用) |
最短撮影距離 | 0.17m | 0.30mm |
最短撮影倍率 | 0.5倍 | 0.25倍 |
フィルター経 | 52mm | 43mm |
※優れている部分をアンダーバーと太文字
それぞれのレンズの特徴
50mm
なんと言ってもRFレンズ史上最軽量の160gが特徴だ。35mmは305gなので、約半分くらいの重量なので、取り回しがとても楽だ。公式サイトにも以下の様な表現があるように
ミラーレス一眼ならではの機動力と携帯性を損なうことなく気軽に持ち歩くことができ、街撮りや日常スナップに最適です。
(出典:Canon公式サイト)
画角について
一般的に、50mmは人間の片目での視野に違いと言われいている。つまり、ファインダー越しにリアルな世界を描写することができるので、基本中の基本の画角と言われている。
被写体との距離を少し保ちながら撮影ができるので、自然な表情が撮影できる。また、適度な圧縮効果も期待できるので、被写体を自然とフォーカスできる。
また、最短撮影距離が30cmに縮まった(EFは36cm)ので寄って撮影もしやすくなった。
コントロールリングについて
RF50mmf1.8は、コントロールリングとフォーカスリングが共通のリングとなっている。
だから、ボタンで切り替えをする必要がある。
RPの場合カスタムボタンが少ないので、私はコントロールリングに、ISOを割り当てて仕様している。
つまり、マニュアルフォーカスで仕様する場合、ISOの機能が使えなくなり、強制的にISOをAUTOで撮影する事になる。
RPやRユーザーだと、コントロールリングへの割当をしている人が多いと思うのでこの辺は不便に感じる部分だ。
35mm
画角について
35mmは両目で見た時の視野に近い画角と言われている。つまり、比較的広く見渡すことができる。
こちらは被写体との距離が近く撮影ができるので、小さい子供やペットを撮影する際にはとても使いやすい。
レストランでテーブルの上の料理の撮影を座りながら取りたい場合も、最短撮影距離が0.17mなのでかなり重宝できるレンズだ。また関節照明や少し暗いおしゃれな雰囲気のレストランでもレンズ自体がかなり明るいので光量を心配する必要は無い。
IS機能
が付いているため、シャッタースピードを落として撮影しても手ブレを補正してくれるのがこのレンズの最大の特徴だ。
私が使っているRPは、高感度耐性が高くないので、シャッタスピードを稼いでISOを上げるとノイズが出やすい。ISO6400がギリギリといった印象だ。できるだけISO3200までで撮影する様に意識しているので夜間撮影などはこのIS機能は重宝する。
まとめ
個人的には、小さな息子や愛犬の撮影をする事が多いので、ISOやMACRO機能が付いている35mmの方が使いやすい。
今までどちらも使ってきて重量差はさほど気にならない。
RP自体が小さいので、大きなレンズになるとグリップ感が損なわれ重たく感じるが今回ご紹介した2つのレンズは問題ない。
ただ、鞄に入れた時は50mmに軍配が上がる。
こんな人におすすめ
RF50mm f1.8 STM
- とにかく小さく軽く、荷物を最小限にしたい人
- ボディ内手ブレ補正の付いているカメラを持っている人(R5/R6)
- 街撮りやスナップ撮影をメインに考えている人
RF35mm f1.8 MACRO IS STM
- カメラ初心者
- ボディ内手ブレ補正が付いていないカメラを持っている人(R/RP)
- レストランなどで料理を撮影したい人